おりものがズボンまで染みる…黄緑色や血が混じるとき・においが生臭いとき【公式】大阪にある心斎橋駅前婦人科クリニック

おりもの(におい・色・染みる)

discharge

おりものの異常があるとき
【におい・色・ズボンまで染みる】

におい・色・ズボンまで染みるなどおりものの異常があるとき

「おりものの量が増えた気がする……」「おりもののにおいが気になる」

下着が汚れてしまう、においが気になる、ズボンまで染みるなど、マイナスなイメージをもってしまうおりものですが、実は女性の身体にとって、なくてはならない重要な働きをもっていることをご存じですか?

ここでは、おりものの役割や正常なおりもの、異常なおりものの色や性状、おりものに異常をきたす病気についてわかりやすく解説していきます。

監修医師

心斎橋駅前婦人科クリニック院長 奥きくお医師

奥 きくお医師

心斎橋駅前婦人科クリニック 院長
(産婦人科専門医)

日本産科婦人科学会専門医として、産婦人科の病院・クリニックにて研鑽を重ね、2021年02月に心斎橋駅前婦人科クリニックを開業。

おりものとは?
正常なおりものについて

おりものは"帯下"(たいげ)とも呼ばれており、子宮や膣からの分泌物、子宮や膣からはがれた古い細胞などの集まりを指します。おりものの役割は、大きく分けると2つ挙げられます。1つ目は自浄作用(じじょうさよう)です。おりものには免疫細胞が含まれていて、雑菌の侵入・繁殖を防ぐ役割があります。2つ目は、精子の進入を助けて妊娠しやすくする役割です。排卵時期に、子宮頸管から粘り気の増したおりものが多く出るのはこのためです。

正常なおりものの色は、透明か乳白色、もしくは薄いクリーム色をしています。においはほとんどないか、少し酸っぱいにおいがするときもあります。なぜ酸っぱいにおいがするかというと、おりものは酸性だからです。量について、排卵期と妊娠時には、おりものの量が増加します。おりものの量が増えるといっても、おりものシートでケアできる程度です。

色で見分けるおりものの異常

おりものの異常を見分ける目安として、色で判断するのがわかりやすいでしょう。正常なおりものは、透明から乳白色、薄いクリーム色だということを覚えておいてください。

おりものが黄色~黄緑色っぽいとき

おりものは下着について乾くと、黄色っぽく見えることもあります。しかし、黄色から黄緑色っぽく見えるおりものには、注意が必要です。

細菌性腟炎、萎縮性腟炎、淋菌感染症、トリコモナス腟炎といった膣に炎症が起こっている場合は、黄~黄緑っぽいおりものが増えます。子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎などの子宮や卵巣の病気でもおりものは、黄色っぽくなることがあります。

白は正常?白いおりものの異常

正常なおりものが透明から乳白色なので、白いおりもので気になるケースのほとんどは、おりものの性状もいつもと異なっていると考えられます。白いおりものが気になるときに注意したいのが、白いクリーム状やボロボロとしたカッテージチーズ様や酒かす様と表現されるおりもののときです。これらの特徴をもったおりものは、カンジダ膣炎が疑われます。

血が混じる…茶色いおりものは大丈夫?

茶色いおりものには、血液が混ざっていると考えられます。茶色いおりものは、生理直前や生理直後にも見られ、あまり気にすることはないといわれています。しかし、その中でも注意したいのが子宮頚がん、子宮体がんです。これらのがんも進行すると茶色いおりものが出ます。

「ピンクのおりもの…」その他の色は?

ピンクっぽいおりものにも、ごく少量の血液が混ざっていると考えられます。ピンクのおりものは、おもに妊娠初期の着床出血でも起こります。その他、黒いおりものは血液が多く混ざっているときに出るもので、不正出血が疑われます。

おりものの色がいつもと違う……と気づいたら、早めに専門家である医師に診察してもらうと安心です。心斎橋駅前婦人科クリニックまで、お気軽にご相談ください。

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おりものの性状から見る異常とは?

おりものの色を注意深く見たところで、次に気になるのはその性状です。量だったり、粘度だったり、においだったり、性状にはさまざまなものがあります。ここでは、一つずつ性状を見ていきましょう。

ズボンまで染みる…おりものの量が増えた!

おりものは月経周期によっても増減するので、量が増えたからといって、一概に病気とはいえません。個人差は大きいものの、排卵期と生理前はおりものが増加する傾向にあります。しかし、明らかにおりものシートでケアできないほど量が多いときは、病気の可能性が高いといえるでしょう。「ズボンまで染みるほどおりものが出た」「パンティライナーではカバーしきれない」という場合には、婦人科を受診しましょう。

ベタベタしたおりものが気になる

ベタベタしているおりものは、排卵期周辺に見られることが多くなっています。排卵期には、卵の白身のような透明で糸を引くようなおりものが、2~3日続くことが多いです。

水っぽいサラサラしたおりものは?

水っぽいサラサラのおりものが大量に出る場合は、クラミジア感染症が疑われます。この場合は、パートナーとの性行為を避け、早めに婦人科を受診しましょう。

においがキツイ!生臭いおりものが出る

「水っぽく魚の腐ったようなにおいのおりものがたくさん出てきた」においがキツイおりものが出るとびっくりするものです。これは多くの場合、雑菌の一種が原因と考えられます。空気の少ない膣内などに好んで増える菌が増加したことによります。気になるにおいがするおりものが続く場合は、婦人科を受診するようにしてください。

おりものに白い塊がある

おりものに白い塊が混ざる場合は、カンジダ膣炎の可能性が高くなります。白いカッテージチーズ様、酒かす様のおりものに塊が混ざっているように見えると表現される方が多くなっています。外陰部にかゆみを伴っているケースがほとんどです。早めに婦人科を受診しましょう。

おりものに異常が出る病気は?

おりものの異常について見てきて、いくつか病名が出てきました。ここからは、おりものに異常が出る病気について、くわしく見ていきます。それぞれの病気の原因や、おりものの性状についてまとめました。

膣カンジダ(カンジダ症)

カンジダ症は、皮膚や口腔内にいる常在菌である"カンジダ菌"という真菌(キノコやカビの仲間)が原因です。疲れやストレスなど、身体の免疫力の低下や、ホルモンバランスの変化などによって、身体が弱っているときにカンジダ菌が増殖して発症します。また、再発を繰り返しやすいのもこの病気の特徴です。

症状は外陰部のかゆみと発赤や発疹、膣のヒリヒリや熱感、排尿痛や性交痛、そしておりものの変化です。おりものは、白っぽくなり、カッテージチーズや酒かす状の見た目になることもあります。

膣トリコモナス症

腟トリコモナス症は、トリコモナス原虫(Trichomonas vaginalis)が原因で起こる膣炎です。このトリコモナス原虫が膣に寄生すると、陰部のかゆみ、膣の発赤、圧痛が生じ、性交痛を感じることもあり、膀胱に感染すると排尿痛を感じることもあります。

おりものの変化として、生臭いにおいのする、緑色や黄色の泡状のおりものが大量に見られるようになります。

性器クラミジア感染症

クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)という細菌が原因で起こる性感染症(STD)です。クラミジア感染症は、日本でもっとも多い性感染症としても知られています。

症状は生理痛に似た下腹部の痛み、不正出血、性交痛などが起こります。おりものの異常は、水っぽいサラサラとしたおりものが増えることです。しかし、クラミジア感染症は症状があまり出にくいことも特徴で、おりもののちょっとした増加と捉えられることも少なくありません。

淋菌感染症
(りんきんかんせんしょう)

淋菌感染症は、淋菌(Neisseria gonorrhoeae)という細菌が原因で起こる性感染症(STD)です。男性が淋菌に感染すると排尿時に強い痛みを感じ、膿性の分泌物が尿道から出るなど、激しい症状を起こすのに対し、女性はほとんど無症状のケースが多いのが特徴です。そのため、感染に気づかずに過ごしてしまう方が増えています。

女性は症状が軽いケースが多いのですが、おりものは黄緑色の濃いものになり、量が増えます。さらには不正出血や外陰部の軽いかゆみや腫れ、膀胱炎様症状である頻尿や排尿痛が現れることがあります。

子宮頸管炎
(しきゅうけいかんえん)

子宮頸管炎は、子宮の入り口である子宮頸管に病原菌が感染して炎症を起こす病気です。原因となる菌は、大腸菌やブドウ球菌、淋菌やクラミジアなどが挙げられます。症状の出方は、原因菌によって異なってきます。特に淋菌やクラミジアが原因の場合は、自覚症状が出にくいのが特徴です。

症状は初期の場合、おりものの量が増え、病状が進行し悪化してくると、悪臭のある膿のような性状で黄色から黄緑色のおりものが増加します。その他の症状として、不正出血や下腹部痛、性行為後の出血などが見られるときもあります。

子宮頸管ポリープ

子宮頸管ポリープは、子宮頸管の細胞が増殖することで、粘膜が隆起する良性の腫瘍です。通常は無症状で痛みが出ることはありませんが、ポリープの組織は弱く傷つきやすいことから、運動や性行為の刺激・いきみなどで出血をきたす可能性があります。この出血によって、不正出血やおりものに血が混ざるなどの症状が出るケースも否定できません。また、感染を起こしているケースでは、膿が混ざった黄色っぽいおりものが見られることもあります。

子宮頚がん

子宮頚がんの前段階である異形成の状態では、特に目立った症状は見られません。しかし、がんが進行していくとさまざまな症状が現れてきます。おりものの異常として、膿のようなおりものや、濃い茶色をしたおりものが増加したり、水っぽいおりものや粘液が多くなったりすることがあります。その他、不正出血や性交時の出血が見られるケースもあり、さらに進行すると、下腹部や腰に痛みが広がることもあります。

おりものは健康のバロメーター

おりものは健康のバロメーター

おりものの性状は生理周期やそのときの体調によって異なり、健康状態を知るための重要なバロメーターといえるでしょう。ここにご紹介したたおりものの異常は、誰にでも起こりえることです。しかし、おりものの話は誰かに相談しにくく、とてもデリケートなお話。そんなセンシティブな問題だからこそ、専門家である医師に相談することをおすすめします。

心斎橋駅前婦人科クリニックでは、おりものに異常をきたす病気の検査はもちろん、治療にも対応しています。症状を放置せず、お早めに受診・ご相談ください。

おりもののよくあるご質問

おりものが生理前に増える気がします。これは病気ですか?
A.一概にはいえませんが、多くは生理周期によるおりものの変化が関係しています。生理周期によっておりものの量や性状が変化することはご説明しましたが、生理前のおりもの増加はごく一般的な現象です。もし、そのおりものがいつもと違う性状、例えばにおいや色が異なる場合には、念のため心斎橋駅前婦人科クリニックにご相談ください。
おりものに血が混じってるときは受診した方がいいですか?
A.はい。もし、生理直前や直後のときは経血の影響であることが多く、この場合は心配する必要はありません。しかし、それとは違う時期におりものに血が混ざるときは要注意。何らかの病気が疑われることがあります。また、着床出血でもおりものに血が混ざることがあり、受診したら“妊娠”だったというケースも考えられるのです。おりものの異常に気付いたらなるべく早く受診しましょう。
おりものシートを毎日したらかぶれました。婦人科と皮膚科どちらに行くべきですか?
A.婦人科の受診をおすすめします。おりものシートのかぶれは外陰部のかぶれです。婦人科を受診することのメリットは、外陰部だけでなく膣内のトラブルも含めて幅広く診察できるところにあります。外陰部のかゆみを感じる病気は多くあり、かぶれだけが原因とも限りません。外陰部にトラブルがある場合、膣内にも影響していることも少なくありません。かぶれだからと放置することなく、お気軽に心斎橋駅前婦人科クリニックを受診してください。
彼氏がクラミジアになり、私も水っぽいおりものが多くなった気がします。病気でしょうか?
A.クラミジアに感染している可能性が高いので、早めに検査・治療をしてください。クラミジアなどの性感染症になった場合、他の性感染症も同時に感染していることがよくあります。また、性感染症は症状が出にくいケースが多いので無症状の場合でも、パートナーの方の感染がわかったら、検査を受けましょう。心斎橋駅前婦人科クリニックでは、性感染症の検査・治療も積極的に行っております。おりものが増えているとのことなので、早めに当クリニックを受診するようにしてください。

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